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意外と知らないのし紙について

冠婚葬祭の贈り物につけるのし紙ですが、色々な種類があります。間違えたのし紙を使うことは先方に失礼になるので、正しく理解しておきましょう。またこちらのページでは、贈る人の名前の書き方、連名で贈る場合の名前の書き方なども解説していきます。

 

その他にも、のし紙には名前を書かなくても良いのか、のし紙無しでも失礼にならないのか、などの疑問にもお答えしていきます。

 

ところで、「のし」と「のし紙」は同じものだと思っている方が多いかもしれませんが、じつは違います。「のし」というのは右上の六角形の飾りのことで、厳密にいうとこの中の黄色い板状のものを指します。「のし紙」はこの「のし」と「水引」が印刷された紙のことをいいます。

 

本来は「のし」はアワビの干物を薄く伸ばしたものでしたが、これが簡略化されて紙を折った飾りとなりました。現在では、紙に「のし」と「水引」が印刷された「のし紙」を使うのが一般的です。

 

お中元を贈る際には正しいのし紙を使い、マナーを守って先方に失礼のないようにしましょう。

 

お中元に使用するのはどんなのし紙?

お中元は、のし紙の表書きを「お中元」「御中元」にして、紅白蝶結びの水引を使います。贈る相手の地域のお中元時期を過ぎてから贈る場合は、表書きを「暑中お見舞い」に、立秋を過ぎてから贈る場合は「残暑お見舞い」とします。

 

ただし、北海道、東海、関西、九州は、8月15まではお中元の時期になります。8月15日までは「お中元」の表書きで大丈夫です。それ以降は「残暑お見舞い」とします。

 

のし紙で気をつけたいのが、お肉や魚介類などの生ものや、鰹節を贈る時です。これらを贈る時は「のし」(右上の飾り部分)が印刷されていない、紅白蝶結びの水引だけのものを使います。これは「のし」は、元々はアワビを伸ばしたものであったことからきています。

 

アワビは長寿延命の縁起物であることから使われるようになったのですが、生ものを贈る場合は意味が重なってしまうため、「のし」なしの水引だけのものを使います。しかし最近では、そこまで厳密にこだわることも、少なくなってきていようです。

 

蝶結びの水引は結び直せることから、何度でも繰り返したいお祝い事やお礼の際に使われます。また、のし紙が裏で重なる時は、左端を内側に右側が外側に重なるようにします。反対は弔事用ですから、気をつけましょう。

 

短冊のしって何?

短冊のしというのは、箱を巻くようにかけるのし紙ではなく、細長い短冊状ののし紙のこといいます。最近では資源を大切にするという意味で、お店でも簡易包装化が進んでいます。短冊のしも、その一環といえるでしょう。

 

短冊のしは、お中元の向かって右上に貼るようにします。短冊のしでも失礼にはなりませんが、通常のものよりも小さいため、多少見栄えは悪くなります。気になる場合は、通常タイプののし紙を使うと良いでしょう。

 

のし紙に名前(名入れ)を書く際の注意点

お中元を贈る人の名前を書く場所は、水引の下です。水引の上には「お中元」または「御中元」と書きます。

 

「お中元」の文字よりも、名前の方が少し小さくなるように書きましょう。名前はフルネームで書くのが、基本になります。名字だけでも問題はありませんが、相手にわかりにくい場合はフルネームで書きましょう。

 

連名でお中元を贈る場合は、目上の人の名前を右側に書きます。立場が同じであれば、五十音順で構いません。連名で書くのは3名までで、それ以上の場合は代表者の名前を中央に書き、その左側に「他一同」または「外一同」と書きます。

 

会社名を入れる場合は、名前の右横に名前よりもやや小さい文字で書きます。役職も書く場合は、名前の上もしくは名前と会社名の間に書きます。この時も、名前よりもやや小さめの文字で書きます。

 

のし紙に名前を書く際は、正式には毛筆で書きます。しかし最近では、筆ペンやサインペンなどで代用しても問題はありません。ただし、ボールペンや鉛筆で書くのは失礼になるので、絶対にしてはいけません。

 

のし紙は名前無しでも問題ない?

のし紙に名前を書かなくても、マナー違反ではありません。あまり大げさにしたくない時、親しい人に贈る時、直接手渡しする時などは、名前無しでも構いません。ただし贈った人が誰であるかは、きちんと相手にわかるようにしましょう。宅配便で送る時は、送り状(伝票)の差出人名でわかりますね。

 

お中元でものし紙を付けない場合もあるの?

お中元にのし紙を付けなくても、間違いではありません。親しい間柄の人でしたら、大げさにしないためにのし紙無しでリボンなどを付けたラッピングでも構いません。ただし年配の方などは、のし紙無しには違和感を覚えるかもしれません。目上の方には、きちんとのし紙を付けた方が良いでしょう。

 

のし紙や短冊のテンプレート

百貨店やお店などで、お中元の品としたお中元品を購入・手配した場合には、お店側で熨斗紙や短冊を用意してくれるので、問題はないでしょう。でも、ときによってはあなた自身でお中元用の熨斗紙や短冊を用意しなければならばい場合もあります。

 

のし紙や短冊は、いろいろなところで販売はしています。楽天やAmazonなどでも売っています。お中元の文字が入ったものも、花結びの水引きと熨斗のマークだけ印字されたものなど種類も選べます。値段的にも、数十枚以上入って、数百円程度と高くありません。

 

でも、今すぐのし紙が欲しいとか、必要なのは1、2枚などというときは、わざわざ買うのも、と思ってしまいます。そのような時に便利なのが、お中元要のし紙テンプレートをダウンロードできるサイトです。

 

これらのサイトでは、のし紙や短冊のテンプレートを選んで、クリックひとつでダウンロードできます。ダウンロードしたら、あとはプリンターで印刷して使用するだけです。

 

サイトによっては、字体を選べたり、名前も入力して、のし紙に印字してプリントアプトすることができるところもあります。いろいろなのし紙(短冊)テンプレート・サイトがありますので、よけらば一度チェックしてみてください。